伝記『暴かれた秘密』その2〜全てはアンジェリーナ・ジョリーの最初の1年がはじまり

アンジェリーナ・ジョリー伝記『暴かれた秘密』


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伝記『アンジェリーナ・ジョリー 暴かれた秘密』紹介、その2です。この伝記は、あっと驚く「プロローグ」からはじまります。まずは、それを書かなければなりません。なぜなら、アンジェリーナ・ジョリー(以下、「アンジー」と記します)誕生の「最初の1年」が彼女の運命を大きく変えてしまったから…。
 

人の運命を一番左右するのは両親

多くの場合、いや、ほとんどの場合と言い換えてもいいかもしれません。人の運命を一番左右するのは両親です。人は、乳幼児から幼少にかけての両親とのふれあいのなかで多大な影響を受けているのです。
 
何不自由なく育ったという人であっても、「今の問題の遠因が親との関係性にある」ことが多いのです。ピンとこないかもしれませんが、心の問題があってカウンセリングを行うと、たいていは子供どものときの親との関係が起因しているのです。

アンジーの驚くべき乳幼児の1年

伝記『アンジェリーナ・ジョリー 暴かれた秘密』の著者アンドリュー・モートンは、アンジーの乳幼児期の1年ほどを面倒見ていたベビーシッターにヒアリングをしています。彼女によると…

心が本当に痛かったわ。
今でも怒りがこみ上げてくる。
子どもが本当に可哀想だったわ。

 
アンジーは、母マシェリーヌ・ベルトラン、父ジョン・ヴォイトの間に生まれましたが、生まれる頃には破局し、アンジーは母と同じ家で暮らしていたものの、母は完全にアンジーの育児を放棄していたのです。

そこはがらんとした殺風景な部屋だった。白いカーペット、白いカーテン、白い壁に囲まれ、置いてある家具といえば、ベビーベットだけ。一年以上、この部屋で女の子は寝かされ、寄せ集めのベビーシッターたちが入れ替わり立ち替わり世話にあたっていた。
(中略)
赤ん坊のほうだって、誰が自分の着替えをしてくれるのか、朝ごはんを食べさせてくれるのかなんて、ほとんどわからない。しかも三階下のフロアに住む母親が、我が子の顔を見ない日はざらだった。
(中略)
母親は、自分の娘に本を読んであげることも、別途に寝かしつけることも、子上hンへ散歩に連れて行くこともなかった。

 
この赤ん坊は、もちろん、アンジー。こうして、アンジーは無意識ながらも大きなトラウマを負う人生をスタートさせたのです。
 

多感な時期のアンジーには…

母の晩年には、母とは友人のような関係があったと伝記にはありますが、10代から20代初期にアンジーが荒れていたのは、少なからず、乳幼児から幼少期にかけての母との関係性にあるのではないでしょうか。
 
14歳頃には、同棲生活をします。その後、薬にハマったり、自傷行為をしたり。女性の恋人もできます。かなり自由奔放に10代から20代初期を生き抜きます。それは、アンジーなりに「心に拡がる空虚感を埋めるためにの自分探しの時期」だったのかもしれません。

まとめ

「育児放棄されたアンジー」という衝撃の「プロローグ」からスタートする伝記。
自由奔放すぎる時期を過ごしながらも、「自分探しについては真摯に向き合ってきた」のかもしれません。
 
それがやがて、6人の子供たちを持つに至ったり、難民救済活動に力を入れたりという形へ結びついていくのです。
 
結果ですが、アンジーが受けた育児放棄は、彼女自身の人生のなかで、彼女なりに軌道修正できたのかもしれません。でも…
 
いまだにきっと、「自分探し」をし続けている、それがアンジーなのではないでしょうか。
 
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いつも、読んでいただきありがとうございます。
シネマファン♪
 


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